間違えっぱなしのクルマ選び (楽書ブックス)



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2004年版だが大事なのは年度ではなく、視点だ。

これは2004年版。テリー伊藤が車について語るのが好きで買ってみた。
とにかく辛口に車を批評していくのだが、二人とも根底に愛があって、嫌な感じではない。
一番心に響いたのは、後記で清水氏が書いている「人生にあわせた車じゃなくて、人生を変える車を買うべきだ」という文章だった。
まったく同感だ。僕がこれまでもった車達は、僕の人生を変えてきている。後の年代も読んでみよう、持っておいてみようと思っている。
車好きには、風邪なんかひいてベットに入ってるしかない時に、よみかえすと最高じゃないでしょうか、この手の本は。

清水氏とテリー氏のやりとりがけっこう面白いです。が

清水氏とテリー氏の意見のぶつかりあいがこの本の特徴だと思います。両氏のトリッキーな視点から見た意見、観点はビックリさせられます。ただ、あまりにも自分の好みが出すぎてるように思うし、軽自動車に対しては、大雑把な意見過ぎて、もう少し掘り下げて書いてほしかった気がします。
いやはやたいしたもの。

テリー氏のものすごい自動車所有暦に由来する「モータージャーナリストでない」独自の視点と、清水氏の「モータージャーナリストとしての」わりとスタンダード(とはいえこの人も偏ってるので結構有名な方)な視点のぶつかり合い。一見ボケツッコミの応酬なんだけど、合間合間に自動車ジャーナリズムの暗黙の了解みたいなものを故意に露見させてる感じがあって痛快。とはいえ、内容的には実は元ネタ?のあの本より余程的確な評価をしている部分も多く、その微妙なバランス感がまた面白い。

全てを鵜呑みにできないところは他の自動車評論書と同じだけど、この本には「とりあえず自分で試してみよう」って気にさせるポジティブなエネルギーを感じる。エンターテイメントに走りすぎてないし、かといっておカタい感じでもない。クルマ好きの雑談というには高度な会話だけど、互いの主張のノリが良いので楽しく読めてしまうのだ。まさにテリー氏の本領発揮といった感じか。清水氏の振り回されっぷりも可笑しい。
比較的新しい車が中心の紹介だったので、テリー氏の一番のお気に入りのクルマは車暦に名前が出ているだけだったのがその車のファンとして残念ではあったけど、それを補ってあまりある内容。良い。

昨今の自動車マスコミの報道指向のベクトルの偏向っぷりを見るに、こういう「門外漢のクルマ好き」を招いての本をもっと増やしてみるべきなんじゃないか、と思わせてくれる、示唆に富んだ本でもあると思う。昨今の自動車評論にうんざりしている方は是非ご一読を。賛同できない部分はあるにせよ、とりあえず楽しめるはず。
テリーファンにはたまらん。本領発揮です!

 とにかくテンションの高い対談です。家の中でじっくり読むよりも、
コンビニの弁当かなんか食べながら公園のベンチで読むのに適している
と思います。車のことに詳しくなくとも、二人の対談は楽しめるはずで
す。とにかく大声で叫んでいるテリー伊藤さんの姿がはっきりと思い浮
かびます。たとえば、ホンダ・オッデセイのところの出だしはこうです。

テリー「オレ、オデッセイは好きだよ!! オッデセイにはね、山っ気があるよ!」
清水「山っ気・・・。妻子はいるけど、あわよくば若い女子社員をなんとかしてやろうみたいな感じですか!」
テリー「そうだよ! オデッセイはホンダの久しぶりのヒットだね!」(略)
清水「とにかくワルそうですよね」
テリー「ワルそうだよ!」

 このハイテンション! 「!」マークの多用! この本を読んで車の
特性や評価を知る・・というように車選びに向けてまじめに読むべき本
ではないかもしれません。車好きの二人の会話を居酒屋でいっしょにな
って聞いているようなそんな臨場感そのものを楽しむ本だと思います。
そうやって読めばテリー伊藤さんの独特のレトリックが心にしみてきま

す。そっちのほうに妙に感心してしまいました。おもしろいです!!
 
クルマを通し人生を語る名著。 ぷっつ!面白い!!

・・・クルマ好きってのは、技術者が作ったものに自分で立ち向かう者のことなんだよ!・・・クルマ界のサムライ、テリーとブロディ清水が熱く語る。クルマ談義を通して、人生とは何か、人間はどう生きるべきか、まで考えさせる名著!!  とはいえ笑わずにはいられない面白さ満載!!

「楽なクルマに乗るのはやめよう、夢のある、花のあるクルマ、トンがったクルマに乗ろう」との二人の主張は、「人生楽に生きるのはやめよう、夢を持って、夢を目指してトンガって生きよう」、という励ましにも聞こえる。テリー、ブロディ、ありがとう。  



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