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ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 55160 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 3,990 (税込)
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可もなく不可もなし、されど読むべし
この本には賛否両論があるようです。
1.ポール支持でジョンをけなしている。←これは当たりません。人間どうしても(しかも筆者は非常に若かった)親しみやすく接してくれたら、そちらになびくというもの。それにこの時期(特に「サージャント・ペパー」以降)ジョンがドラッグ漬けなのは事実、そのため人格が変貌していたのかも。と考えれば、4人へのコメントは適切でしょう。
2.(ジョージ・マーティンならいざ知らず)一介の小僧(エンジニア)がこんなこと書けるわけがない。←これも当たりません。彼は非常に公平な(そう見せるような)立場を貫いています。「リボルバー」の細かい記載が多いのは当然、メンバーの要求に従って挑戦していたからです。それに対して「アビー・ロード」は非常にさらっとしている、立ち会っているにもかかわらず。なぜなら彼としては新しい挑戦がなかったからでしょう。
3.40年も前のことをこんなに細かく覚えているものか。←これまた当たりません。ビートルズとの仕事ですよ、忘れるほうがおかしい。それに「いつ、何を」くらいはメモってあるでしょう。それを、それだけを頼りに思い出すことはさほど難しいことではありません。単なるリスナーの私でさえ、「ヘイ・ジュード」を聴いた時のことは、克明に覚えていますから…
総じてよく書けている本です。お勧めできます。ただ、買うほどのものでは… 私も図書館で借りて読みました、アマゾンさん、スンマセン!!
素晴らしいと思いました。
この本を読む前にはポール側の立場から書いてあるとか聞いたんですがそれほどでもなく、というか普通にあったことをあったように書いているみたいで現場の空気がわかってよかった。
たくさんいるジョンの信奉者やジョージファンには気に入らないとこもあるんだとはおもうけどジェフさんが見た事実だとはおもう。4人の人間性についてこれほど言及しているものはないと思います。ポールのバンド内における問題もジョンやジョージの素晴らしさについても書いてあります。
でも最後の座談会は無駄だった。 というかいつも洋楽のcdとか見てて思うんですけど
あんなのは要りませんよ。蛇足ですよ。
あとここのレビューのなかのジョンファンの人のコメントも不要だと思います。ああいう人たちはジョンファンであってビートルズファンではないのでは?
秘話満載。これはおもしろいです。
レコーディングエンジニアが著した600ページ近くもある大作ですが、大半はビートルズとの日々、特にリボルバーからアビーロードまでの話で占められています。ビートルズ関連の書物は「アンソロジー」と「レコーディングセッション」で充分と考えてましたが、ここに本書が加わったかなという気がします。「2人や3人では喧嘩しないのになぜか4人揃うと口論になった」とか「アルバムアビーロードのタイトルを示唆したのはリンゴだった(「レコーディングセッション」ではそこまでは触れられてませんでした)」とか、マニアには興味深いエピソードが満載です。メンバーの発言も実にストレートに記載されていて結構笑えます。スタジオ時代の4人の姿がこの本で随分とはっきりしました。ジョンが好きな私ですが、著者の書き方(=全体としてはポール擁護の立場)には特に腹立たしくもなりませんでした。主観的な表現もありますが、現場にいたエンジニアはそう考えてるんだなあ、と思えば別にいいのでは。マニアを自負する方には是非読んでいただきたいです。初心者の方にはちょっと話が細かいかな、というのと、日本版付録の座談会が余分なので、星4つにします。
当時者であり第三者である最も客観的な本
とてもサラリーマンな境遇に置かれ、そこから天才に囲まれながら、
一緒に才能を開花させていく一スタッフの、虚飾を出来るだけ排除した本。
真のビートルズを知るには最良の書の一つ。
ジョージマーティンやレノンの信仰者からは批判を受けそうな内容だが、
それすらも今まで聞かれていた多くの事実と一致する。
非常に人間臭く素直な記術にリアリティを感じながらも、
ビートルズと見事に疑似体験ができる。
見聞きすることこそが全て
余りに赤裸々でかつシニカルな文章のために批判的な感想を持たれる方が多いが、私は非常にレコーディング・エンジニアらしい、きめ細かい描写に逆にニヤリとした。私もDTM作業をする端くれだけど、会話の一言一句を追うのは音楽の音を追う作業と本質的には同じ、まして書いているのはジェフだ。全体の流れが掴めてないとこんなに書けない。こうでなきゃエンジニアは勤まらない。それに英国人だしね。辛口なのは当たり前。
そういうことを頭に置いて静かにこの本に接すれば、むしろ「現実のスタジオの会話はこうだったんだろうな」という印象が強くなる。特にEMIの中の上下関係の雰囲気はおそらくこの書の通りなのだろう。重要な書『レコーディング・セッションズ』でしきりに「しきたりを破って」という箇所が出てくるが、その位当時のスタジオの制約は大変なものがあったのだろう。それを次々に破壊するビートルズとジェフのストーリーは痛快ですらある。『セッションズ』でもジェフは様々な証言をしているが(時期的には本書と15年くらいの開きがあるが)、本書と発言論旨は全く同一である。ジェフはその詳細な記憶を呼び覚まして、とうとう本書の濃ゆ?い真実を明らかにしてくれたのだ。しかし『アビイ・ロード』制作時でもジェフは22歳。恐るべき22歳だ。
おそらくジェフのこの本によって、ビートルズの魔術の最後のパズルが解き明かされた。『アンソロジー』で音と映像も出尽くした。もう、これ以上は秘密はあるまい。あとはクリス・トーマスかな?
白夜書房
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