探偵伯爵と僕 (講談社ノベルス モF- 40)



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探偵伯爵と僕 (講談社ノベルス モF- 40)
探偵伯爵と僕 (講談社ノベルス モF- 40)

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この作品の面白さ

この本の主人公が小学生(たぶん)ということで、僕には馴染み深かった。
数年前の僕は小学生で、その時の思い出も鮮明に覚えている。
もしも、その時の僕が、準主人公?の探偵伯爵とこの本のように、出逢ったら…、と読後に
思った。

上文はどうでもいいので、これで終わるが、問題はどう面白かったかである。
探偵伯爵と少年。子供を主人公にした、森博嗣さんの作品はそうないので、面白く読めた。
子供のしゃべり方も趣があると感じた。
森博嗣さん独特の会話中の質問と答。今までは、この内容が難しく、理解しにくかったが、
今回は安易的だった。 いわゆる、子供向きだと思う。

主人公の少年が伯爵に対する、気持ちの変化。ラストの臨場感あふれる場面。

大人も懐かしみながら読める、ミステリーだと思います。

子供向け?大人向け?

04年に刊行されたものをノベルス化した作品です.

『伯爵』という浮世離れした人物のとぼけた感じがおかしく,
現代的な物言い,考え方をする少年との掛け合いが楽しいです.

何度か出てくる『道徳的』なテーマについてのやり取りにしても,
今さらなところがないでもありませんが,決して説教くさくはなく,
『大人』と『子供』の会話を利用して,うまく語られている印象です.

ただ,最後の最後に仕掛けられているちょっとした『おどろき』は,
明かされる事実であったり,言っていることは確かにわかるのですが,
それまでをあまりにひっくり返すようで,今ひとつ意図がつかめません.

また,大人だけでなく,子供にも読める作品というレーベルのせいか,
見立てというか,ダジャレを絡めた事件の謎はいささか苦笑するものの,
事件自体はかなり重いもので,こちらは却って子供には不向きのような….

ほかでは,少年と伯爵に重きが置かれているせいか,事件は置かれ気味で,
ミステリとして読んだ場合,このあたりのアンバランスさが気になりました.



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