名門私立校のロマンチックな伝統
主人公、山田愛が入学した女子高校の星苑学園と、隣の男子校、青湘学園の間では、生徒同士の間で恋が実ると、それぞれのスクールリングを鎖に通してお互いの首にかけ合うロマンチックな伝統がある。愛が想う相手は、青湘寮の寮長、通称キングで名高い空木達朗。ところが、青湘には幼なじみの麻生章もいた。・・・何せ書かれたのが80年代で、読んでいて思わず恥ずかしくなってしまうようなセリフもあるのですが、それでもキャラクターの個性を書き分けていて、読者の想像力をかきたてる描写力に、夢中になって読んでしまいました。名門私立の男子校、女子校ならではの上品な行事や、憧れてしまう制服。寮ならではの友達との会話や、なかなか素直になれない恋心。そういうのが見事に描かれていて、共感でち?る部分もありました。「マリナシリーズ」などでおなじみの藤本ひとみさん、この「星苑シリーズ」でも、個性豊かな美少年が登場します。
集英社
|